宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

能登半島地震の避難所と台湾地震の避難所の大きな違いは何か

 今年元日の能登半島地震に続き、台湾でも大きな地震に見舞われましたしかし、避難者を受けいれた避難所の設備や内容にはあまりにも大きな違いがあり驚きました。能登の避難所を見て、13年前の東日本大震災の時と少しも違わない劣悪さに落胆しました。ところが、台湾では地震の発生直後に間仕切りのある避難設備が設置され、温かい食事も提供されるなど日本の避難所との違いの大きさに驚きました。この違いはどこにあるのか、災害対応の文化の違いとだけ言ってはおれない日本の遅れを認識すべきです。

 住まいも財産も失い失意のどん底に置かれた避難者に我慢させるのではなく、寄り添う立場に立てるのかどうかではないかと感じます。避難所が劣悪なのは仕方がないはもう古い考え、国の責任で避難所の環境改善を図るべきです。