補聴器購入補助の実施状況を調査した年金者組合の調べによると、10万円を超える補助を行っているのは、東京都の14万4900円を除くと、福島県内の南相馬市と川俣町の2つだけであることが分かりました。県内で補助実施自治体は11です。高齢者が元気に生活する上で、難聴の対策は重要です。福島市でも補助を求める声が広がっていますが、市には実施の意志は見られません。
高齢者福祉施策を巡って、福島市のこの間の切り捨て政策は目に余ります。75歳以上のバス、電車代無理のシルバーパスポート事業に上限を設けたり、撤回したものの紙おむつ代補助を削ろうとしたり、高齢者を敬う心が完全に無くなっていると言わざるを得ません。現役世と高齢者の世代分断を図る国のやり方と全く同じです。若い人もいずれ老いるのは自然の摂理、だれもが通る道だから、安心できる老後を迎えるためにみんなで支え合うのが社会保障。分断ではなく包摂する社会をつくることは、世界平和にとっても大事な観点です。