原発事故から6年が経過した福島の現状を客観的事実でみる講演会が、日本科学者会議の主催で開かれ参加。同じ渡利在住の佐藤政男さんが講演。この程同じタイトルの本を自主出版されており、内容を深めるために参加しました。1時間の講演ののち意見交換、福大の元教授からは、すぐに帰還させるだけでなく長期的視点に立った支援策が必要ではないかとの意見が出されました。私からは、避難指示解除とともに賠償も支援策も打ち切りがセットで行われる仕組みそのものが問題であり、避難者には選択の余地がない状況があること、国が言うような短期間で被害が終わるはずがなく、終わりにしようとする政治の問題が大きいと意見を述べました。