宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

27日、コロナ問題で土湯観光協会と懇談。1.3万件のキャンセルが。高湯温泉含め3温泉協会で要望取りまとめ4月に要望活動予定と

 飯坂に続いて土湯の観光協会とも懇談。24日までの宿泊のキャンセルは1.2万件に上っているとのこと。昨年の台風災害では2600件のキャンセルがある。復興割りで750人が利用した。今回は台風被害の比ではなく2月からで1.3万泊のキャンセルがあるが、4000人はタイなどからの外国人観光客だと言います。家族の旅行客は来ているが、大きな旅館ほど影響が大きい。何とか生き延びる手立てを考えてほしい。併せて地元商店への対策も必要で、地域振興券のようなものがあるといいのではと話します。3月末までに要望を取りまとめて市に要望書提出の予定とのこと。

 福島の温泉地はどこもエールの放送開始や、オリンピックの野球、ソフトボール競技の開催地として、審判員など大会役員の宿泊予約が入っており、去年の台風被害を取り戻そうとしていた矢先のコロナ問題で、どこも打つ手なしの状況に追い込まれています。とにかく何としてでも事業継続できるように、あらゆる支援策を講じなければなりません。市や県には限界があり、国の思い切った対策を急がせる必要があります。

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