宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島市長選挙、山田候補へのご支援ありがとうございました。原発ゼロの公約実現めざし引き続き頑張ります。

 17日投票で行われた福島市長選挙、山田裕候補への皆さんのご支援ありがとうございました。得票は8000票にも届かず、残念な結果となりました。

P1020272

 当選した小林候補が、現職の得票の2倍以上となった結果が示すように、凄まじい勢いで市政を変えたいという市民の願いが小林候補に流れたことが分かります。

 しかし、小林候補の政策が支持された訳ではないと思います。大震災と原発事故に対して、福島市長が市民にどんなメッセージも発しなかったことが、放射能汚染にさらされた市民の怒りや悔しさを受けとめない市政だという批判となり、市長を変える大きなエネルギーとなって小林候補に支持が集まったにすぎないのではないでしょうか。

 選挙戦全体を通じて、この市民の思いに寄り添う政策を示したのは山田候補でした。選挙の論戦では山田候補が政策をリードしたことは明らかだと思います。他候補が、企業誘致とか、30万、40万人の大都市福島を作るなど、抽象的な政策を掲げる中で、原発への態度をどうするのか、大きな争点に押し上げたのは山田候補でした。選挙の出足の遅れとともに、一人しか当選できない首長選挙特有の性格とも重なって、新人候補者に支持が集まったことは否めず残念な結果でした。

 しかし、共産党の山田候補が掲げた政策、全ての原発をゼロにすること、安倍政権の暴走から市民生活を守る事は、これからの福島市政が取り組む進むべき方向性を示した点で大きな意義をもつものです。これら公約の実現に向けて皆さんとともに頑張ります。