宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県知事選挙、草野候補が7.7万票獲得し健闘。政策に共感広がる。汚染水海洋放出ストップへの期待に応えこれからも頑張ります。反響。

 30日投開票で行われた県知事選挙で、みんなで新しい県政をつくる会から立候補した草野よしあき候補は、7万7196票を獲得、得票率11.8%、福島市内は1万2320票、得票率13.5%となりました。 内堀知事は3選を果たしましたが、具体的な政策抜き、県民の関心が最も高い原発汚染水海洋放出問題には選挙中に全く触れることなく選挙を終える態度に終始、前回より得票数、得票率ともに後退しました。

 最大の争点となった原発汚染水海洋放出を許さない草野候補の公約に、県民からは大きな反響が寄せられ、県民の高い関心が示されました。いつもは期日前投票するが、今回は投票日まで迷っていたという有権者もいました。海洋放出は何としても止めたいと思いながらも、どうすれば可能なのか具体的提案が届かなかったところでは、迷いが生じ結果的に42.58%と低い投票率につながったのではないかと思います。

 内堀知事はこの問題に口をつぐんで選挙をやり過ごしており、この問題で県民の理解と納得が得られたことにはなりません。国と東電が漁業者と交わした約束を反故にすることは許されません。海洋放出にストップをかけ汚染水抑制対策に本気の取り組みを求めていきます。

 学校給食費無償化にも大きな期待が寄せられました。物価高騰が止まらず生活困窮世帯が増える中、給食費無償化は子育て世帯にとっては切実な要望。69億円あれば全額県負担でできるという私たちの訴えには、大きな手ごたえがありました。この政策も実現を目指し取り組みを強めたいと思います。

 県立高校統廃合の見直しでは、福島市内飯坂地区や市内北部では地域の高校が無くなると危機感をもって受け止められ、草野候補の訴えは自らの教師体験に基づく内容で大変説得力がありました。

 汚染水問題もくらしの問題でも県民の声に背を向ける国言いなりの県政に、県政転換を求める県民の声が草野候補への支持で示されました。内堀知事はこの県民の声に真摯に耳を傾けるべきです。

31日朝、県政つくる会とともに福島駅東口で選挙結果報告の朝宣伝