今日から消費税が８％に引き上げられました。これに抗議し各界連絡会がお昼福島駅前で街頭署名宣伝行動に取り組み３０人が参加しました。農民連が用意した桜の枝が好評でした。
署名に応じてくれた人でも、本当に下げられるのですかと諦め顔で聞いてくるほど、国民の中には怒りと同時に諦め感も広がっていることも事実。でも黙っていたら１０％も軽々と実施に移されてしまいますよと話すと、それは困りるとなります。国民の圧倒的多数は生活が良くなるどころか、収入が減り続けている中での増税だけに、せめて増税分は社会保障に回るのだろうとの淡い期待感もあるのは当然ですが、社会保障改革法は、その期待をことごとく打ち砕く法律。通りすがりの年金生活者に声をかけると、涙ばかりの年金しかもらっていませんと断りながら署名に応じてくれました。
この２５年間で国民が負担した消費税額は２７０兆円なのに対して、大企業に大負ました企業減税総額は２６０兆円。何のための消費税導入だったのかは明らかです。それなのに今回の消費税増税でまたまた社会保障に使うなどと、国民の税金を１３億円近くも使って大宣伝を行う、政府の厚顔ぶりにはどこまで国民をばかにするのかと怒りが収まりません。
昨日は買いだめはしなかったものの、ガソリンが無くなったのでスタンドに行くと、いつもよりも多くの車が並んでいました。少しでも安い内にとのささやかな生活防衛に動く庶民の気持ちを政権与党はどれだけわかっているのかと言いたい。
