宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

高校生の給付型の奨学金、福島県は20%を支給対象に予算化。国会では畑野議員が第一子、第二子の差別なく13万円の支給を求める質問。県教委は初任者研修を2か年で実施の方針を明らかにしました。

 去年から住民税非課税の低所得世帯を対象にした給付型の奨学金がスタートしています。初年度は13%を対象と見込み、新年度は20%の見込みで予算化しています。金額が定まらない状況があるとの報告がありましたが、国は第一子が4万円、第二子が13万円と格差を設けた為、国会で共産党の畑野議員は第一子から13万円にすべきと求めました。子どもの貧困対策が法制化されたもとで、国の責任が問われます。

 本日の総括審査会の質疑の中で、公明党から教員の初任者研修の質問があり、教育庁は1年では不十分なため、2か年にわたって実施する方針に転換する意向を明らかにしました。初任者研修については教育現場から様々な意見が出されており、新任教師を2年間研修で拘束するのが適切なのかは現場の声をもっと聴く必要があると思います。