宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

17日、県政作る会が県民要望で県担当と交渉。夕方福島市農始祭。県国公労組旗開き

 17日、県政作る会が多様な県民要望で県担当課勢揃いのもとで交渉。作る会加盟の各団体代表が参加し、現場の実態を訴えました。

原発再稼働反対表明を求めることはオール福島県民の願いですが、県の回答は、依然国において判断すべきとの回答の繰り返しです。医療人材不足については、不足解消は必要との認識のもとで奨学金や支度金等の確保対策を紹介しつつ、国にも派遣を要請していると言います。

 教育委員会の教育費保護者負担軽減については、現場で起きている問題をいくつか紹介しながら、教育費の増額を求めたのに対して、必要な予算は確保されていると回答し、なかなか議論はかみ合いません。県立高校の冷房費負担は、保護者会が設置したものなので県は負担できないとの考え方。必要な設備との認識が無いことこそ問題。 国の小規模事持化補助金は大変喜ばれているが、はじかれる事業者のために、独自制度を創設しているのは県内ではいわき市ということが分かりました。

 県民に寄り添う県政の在り方が明確になれば、出てくる対策も異なってくるはず。更に検問運動を広げたい。

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夕方、福島市の農始祭に出席。福島大学の小山教授にお会いし、食農学類の準備状況を伺うと、あと1年余に迫りだいぶ詰まってきたがまだ万全ではない。必要な機器類が揃わないと話しています。県がどう役割を果たすのかが問われます。県と大学の関係をどう解釈するかだとの考え方があると言いますが、原発事故で最も被害が大きく回復が困難な農業分野で、県内の農業を担う人材育成は喫緊の課題。最も連携が求められる機関であるはず。県の積極的に協力を期待したい。中井学長はあいさつで、実習用農地も確保でき、地元の協力に感謝したいと述べました。

福島市農業省には3組のご夫婦が選ばれました。会場には花見山のロウバイなどのはなが飾られ一足早い春を感じさせてくれました。福島市フルーツコンテストで優勝したスイーツも全員にふるまわれるなど、果物どころ福島らしい祭典です。

会場で金子恵美衆院議員と挨拶を交わす中で、民進党と希望の党との統一会派結成の件で、金子議員は前日の民進党議員会議ではありえない話だとの考えを述べてきましたと報告してくれました。私もその通りだと思うのでぜひ頑張ってとエールを送りました。

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