宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

24日、神山議員が代表質問。医療、介護施設へのPCR検査拡大に否定的。原発事故は人災と受け止めるべきと言いつつ、東電を加害者とは言わず

 24日は共産党の代表質問。神山議員が質問を行いました。コロナ感染拡大防止の戦略として、医療、介護施設関係者全員のPCR検査の実施を求めたのに対して、知事は医師の判断の下で実施している。感染が確認された所では無症状者を含め幅広く行っていると答弁。医療、介護施設職員に無条件でPCR検査を行うのは予定を含め25都県に及びますが、福島県はそこに踏み込もうとはしません。再質問で追いかけても、PCR検査は医師の判断でを繰り返すだけ。感染拡大防止の戦略は示されません。

 原発事故について、10年の節目に当たり改めて知事に事故の認識を聴いたのに答えて、津波対策を怠ったこと等による人災と受け止めるべきとの認識を示しました。内堀知事が自らの言葉で人災との言葉を使ったのは初めてです。しかし、人災というなら東電も国も事故の加害者という関係になるはずですが、事故原因者という言葉を用い、決して加害者とは言いませんでした。ここに知事の限界が表れています。

 福島県の人口減少対策に関して、県立高校の廃止が地域の人口減少に拍車をかけると指摘しても、スマート農業、新産業創造など復興と地方創生を車の両輪で進め、福島ならではの地方創生に取り組むと答弁。具体的な高校統廃合の影響を語ることはできません。

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