6日、県議会の総括審査会が開かれ、吉田英策県議が質問に立ちました。コロナ対策で会津医療センターのクラスター発生を踏まえ、全職員、全患者にPCR検査を実施すべきと求めました。県は618人の職員と65人の患者に検査を実施したと答弁しましたが、面的な検査については触れませんでした。原発事故関連では、仙台高裁判決の感想を聞かれた県の担当者は、司法判断へのコメントは市内と答弁。伝承館の運営は、仙台高裁が国と東電に同等の責任があるとした判決の立場に立ち、事故の実相を伝えるべきと知事に見解を求めましたが、複合災害の実相を伝えると述べるだけで、被害者県民の立場を明瞭にする答弁はありません。