宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

4日、県民健康、子どもの未来特別委員会

 県民健康、子どもの未来特別委員会では、今回は子育て支援に関する事項を審査。県内の保育所待機児童が国基準では減少していますが、県は低年齢児を低数超過で受け入れる保育所に、人件費を補助する仕組みがありますが、実績を聴くと昨年はゼロとの報告。保育所はどこも保育士を基準を上回って配置しており、県の補助基準が実態に合わないと指摘すると、今年見直したいと述べました。また、児童置き去り事件も踏まえ、保育士の配置基準の見直しを求めるべきと質し、県も知事会等を通じて求めると述べました。県は認可保育所整備を企業主導型保育所を増やす方針を取っていますが、企業経営の保育所で、公的に支出される運営費が本部経費に吸い上げられている実態が報告されていることを紹介し、民間保育所の運営実態を把握し適切な指導を行うべきと求めました。

 乳幼児医療費無料化について、2分の1の県の事業費は7.3億円ですが、県が依然としてレセプト1件千円、所得制限を設けているため、市町村は2分の1のほかにその分を負担していると指摘、この撤廃を求めました。