新型コロナ感染症が梅雨明けて徐々に増加傾向を示し、関係者は警戒を呼び掛けています。県医師会が発表した7月29日の福島市の新規感染者数は149人、全県では1174人に上ります。市町村は10月からの高齢者のワクチン定期接種に向けた準備が下で、国が示した7000円の基準額に対して自己負担をいくらに設定すべきか頭を悩ませています。福島市は今年度早期に2100円とすることを発表しました。ここにきて感染拡大傾向も踏まえ、自己負担をゼロにして接種を促進させる自治体も出てきました。神奈川県の海老名市は全額補助を発表、同時流行を予防するためインフルエンザワクチンも無料化する方針です。免疫の責任で予防対策を講じることが重要です。