22日、9月議会に向けた政調会が開かれました。9月の補正予算規模は20億円と小規模です。企画調整では、復興第二期の予算確保に向け取り組むと報告されました。原発事故も被害も終わったことにできないのに、県が避難者向け借り上げ住宅の提供を打ち切る方針を示したことは誤ったメッセージの発信となると指摘、見直しを求めました。
危機管理部では、東電がデブリ取り出しの試験事業が中止になった件で、当局からはそのことに触れた発言はありませんでした。党として、東電の管理の無責任が露呈したと指摘し、個別に東電の申し入れを行いました。
避難所に循環式の水洗トイレの試験設置を行うための予算が計上されます。1台だけで、固形物を取り除き水分を浄化して流す水に利用するという新しい技術を試すもの。1台ではどうにもならず、実用化できるかは疑問です。
生環部では、カーボンニュートラル条例を提案する予定で、本県独自の内容があるか質すと、原発に依存しない、再エネさきがけの地をめざすことを盛り込むとの答え。
安達太良山のくろがね山小屋の建て替え工事が2020年から2025年の予定で開始されたものの、環境調査や物価高騰で当初見込になりました。