宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

復興共同センター子どもチームが県と交渉。今日から復興加速化、風評被害対策特別委員会が始まりました。

 10日、子どもチームが県に要望書を提出し交渉。18歳を超えても医療費無料化を継続することや、県外に避難する社会保険の子どもの医療費を現物給付とするよう市町村を指導すること、ふくしまっ子体験活動支援事業の補助拡大、双葉の中高一貫校は保護者や子供たちの意見をよく聞いて反映させることなどを求めました。

やり取りの中で、18歳以上の甲状腺がんの疑いのある子供の数を聞くと、疑い75人中41人が18歳を超えて発見されたことが分かりました。この子供たちは、治療する場合は医療費無料の対象にはなりません。甲状腺検査を完結させるという意味でも、医療費無料化が必要だと求めました。子どもチームからは、甲状腺がんの治療にとどまらず、何らかの体調不良が起きた時に、医療費の心配なく受信できる環境が大事だと指摘する発言がありました。

また、県は全ての県民が年1回は検診の機会がある体制を作るため、特定健診から外れる19歳から39歳までの40万人に検診の案内を送り、事業所検診を受けている人以外は受信を申込みしてもらう仕組みになっています。その受診者は2万3千人と5%程度に留まっていることも分かりました。

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 議会に新たに3つ設置された特別委員会に入れることになり、復興加速化、風評被害対策特別委員会に入り、今日から議論が始まりました。

 当局の説明も復興拠点整備や、避難地域に関する事項が主なので、避難地域以外の被災者の問題も議論すべきことを冒頭で求めました。

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