宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

宮川議員が追加代表質問。原発事故収束に関わる無責任な国の姿勢を批判。避難者の立場で支援の強化などを求めました。

 4会派の追加代表質問が行われ、共産党から宮川議員が質問に立ちました。

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知事には避難者との懇談で出された要望について、どのように取り組むのか質したのに対して、一人ひとりの思いに寄り添う支援を行っていくと答えましたが、具体的な内容に踏み込んだ答弁はありません。

東電の事故収束作業に関わる問題で、汚染水の海への放流を認めないから死亡事故が起きたかのような田中規制委員長の暴言の撤回と謝罪を求めるべきと質したのに対して、発言の趣旨を承知していないと答え、批判する立場は示しませんでした。

 国の経済対策として交付された補正予算で、福祉灯油を実施すべきと求めたのに対して、他県で実施するのは承知しているが、灯油価格が落ち着いているとして見送る方針です。

 介護職員不足により、施設のベッド閉鎖が14施設、164ベッドにのぼり、相双地区で7施設87ベッド、いわき市で4施設49ベッドに上ることを明らかにしました。介護職員不足に対して、本県特有の問題解決のために全額国負担による処遇改善を国に求めていると答えました。

子どもの貧困対策法に基づき、新年度で県の計画を作ると答えました。