14日、川俣町と飯舘村の境に作られたまでいな再エネ発電所の風車による低周波被害を訴えている方から話を聴きました。石川ルイ川俣町議、地元の党支部長の渋谷さんに同行案内していただきました。この発電所は、ソーラーと風力を一体化した発電設備で、昼は太陽光発電、夜は風力発電を行います。送電容量が少ないために同時に動かすことができないとのこと。風力発電は3.2メガワットを2基、ソーラーは10メガワットの発電設備です。
この風車は2020年から稼働、風車と自宅の距離は1.5K程度離れているが、開始時期から洗濯機が回るような音がするようになり、特に夜に音が気になると。おばあちゃんは、吐き気やめまいがして、夜もよく眠れず薬を貰っていると言います。
家族が事業者に改善を求める交渉を行い、二重窓やサッシにする工事が行われたが、顕著な改善は見られないということで、まだ工事完了を了承していないが、業者は来なくなったため、話し合いもできないと言います。できればここから転居したいと希望したが、話し合いがつかず、当面の対策でお茶を濁されたと憤ります。
この集落は10世帯あるが、被害があるのはこのお宅1戸だけとのことで、個人的に事業者と交渉するしかないのだと。飯舘村の二枚橋のほうが風車からは600m程度で近いが、今のところ被害の訴えはないとのことですが、本当にないのかは丁寧な調査が必要だと思いました。
風車は家の真ん前に見える位置にありますが、この日は丁度雨で霧がかかり全く見えなかったのは残念です。
低周波被害を訴える事例は全国的に起きていますが、国はこの対策に何も手が打たれないため、低周波被害を救済するための規制措置が現在は何もありません。全国の事例では、被害者が事業者と直接交渉し、上手くいけば夜間だけ運転を停止させるなどの成果を勝ち取っています。再エネの推進は人類的課題であり、低周波被害を防止する対策は不可欠の課題です。国がもっと本腰を入れて対策すべきです。


写真は川俣町から川俣町から見える風力発電設備